前回の、新規開催イベントを告知してからというもの、様々な方から「PIXA」というものについて質問いただきました。
今日はその部分についてお答えしたいと思います。
PIXAの始まりは?
そもそもこのPIXAは、2015年に行った、「日韓国交正常化50周年記念事業・ポップカルチャーから見る日韓新時代」のために設立したものです。
PIXAはメンバーの多くは、内閣府青年国際交流事業の参加者で構成されています。
PIXAについて説明するには、内閣府青年国際交流事業について詳しく説明しなければなりません。
かなりシンプルに話すと、内閣府青年国際交流事業は、何回かに選考試験を受けた応募者が国費(税金)でもって海外に派遣されるというものです。
わたしたちは、国費を使用しているということで、それを何らかの形で社会に対して還元していくことが求められていると考えています。
そこで、「社会貢献をしていきたい」という気持ちを持った人々が集まる流れで、PIXAには内閣府青年国際交流事業の参加者が多くいる、ということです。
最近では、前回のイベントでPIXAに興味を持ってくれたメンバーが運営チームに参加する流れもあり、多様な方に関わっていただいています。
メンバー構成は?
上の写真は、前回イベント(2015年)のときの集合写真です。全員で16名でした。
このときは、社会人や学生問わず様々な方に参画いただきました。
設立した当初は、大学院生や学部生が多く、土日などに活動することが多かった印象です。
国籍は、日本人だけではなく、韓国人もいました。住む地域もそれぞれで首都圏出身のみならず
地方から参加した人もおり、中でも筑波から通ってくれていた人には驚きました。
あれから3年たった現在2018年、あの頃に学生だったメンバーの多くは企業に就職し、地方に行ったりもしました。
大学を卒業した人も多く、現在は社会人の若手が多い印象です。
どういった活動をしているの?
PIXAは「とにかく、企画実施者たちが面白いと思うことをやろう!」という点を大事にしています。
また、日韓のフィールドにこだわっているわけではなく、様々な国、地域にフォーカスを当てていきたいと思っています。
実際、次の企画は「トルコ」をテーマにやってみたいな、という声もありますし、「台湾」も面白そうだし、日本の「島」をテーマにしたものなんかもやってみたいなーなんて思っています。
そういうアイデアがあったら、このアイデアをPIXAのFacebookページに投げかけて、その企画に共鳴するメンバーがプロジェクトごとに集合して、活動します。
そのときに、PIXAという名義であったり実績、ノウハウを活用してもらうわけです。
毎回同じメンバーがプロジェクトに関わっているわけではなく、参加・非参加は自由です。また、私達は基本、ボランティア活動をメインとしています。
どういった目的があるの?
私たちPIXAのフルネームは、
「Platform International eXchange Association」
です。
団体設立時にメンバー同士で話し合い、カッコ良くて、呼びやすい名前を考えました。呼び方は「ピクサ」です。
この名前の意味は、
「国際交流という活動を通して、様々な人々が話し合い、理解し合うプラットフォームを作ろう」
というものです。
これに反するものとしては、憎しみを増長したり、話し合いを前提としない企画にはかかわらない、というものです。
そして、既存のプロジェクトに便乗するよりは、社会に対して新たな価値観やメッセージを投げかけていきたいと考えています。
最近のPIXAは、トークイベントを多く実施しておりますが、その時の登壇者の組み合わせは基本的には、これまでお互いお会いしたことがない人です。
ですがきっと、会ってみたら化学反応が起きそうな方に出演依頼をしています。
そうすることで、登壇者の皆様同士が盛り上がり、その熱気が参加者にも伝わり、そこで新たな空間=プラットフォームを演出しています。
まとめ
PIXAは、何か業界団体の強い後押しがあるわけでもなく、本当に手作りの団体です。
2015年当時は学生だったわたしたちは、3年の時を経て社会人となり、自分たちのできる範囲で、自分たちなりのスタイルで社会貢献をしていきたいと考えています。
今後の投稿でも、PIXAに関する情報を流していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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内閣府青年国際交流事業についてはこちら
外務省日韓国交正常化50周年記念事業についてはこちら
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page3_001097.html
PIXA主催「ポップカルチャーから見る日韓新時代」についてはこちら
http://pixa.tokyo/event/popculture/