わたしたちPIXAは、任意団体、ボランティア団体です。
企業のようにお金を求めているわけではありません。
何よりも大切にしていることは、わたしたちが何かを企画・実施するときに、何を叶えたいのか、何に影響を与えたいのか、という点にあります。
単にイベントを行うだけではなく、そこに来る人々とどういう理由で繋がりたいのか、つなげたいのか。
なぜその国、地域、社会を今、取り上げる必要があるのか。
そういった企画としてのメッセージをしっかりと話し合いながら、前を向いていきたいと思っております。
社会人がボランティア活動を行う意義を考える
わたしたちメンバーの大半は社会人であり、仕事の合間でボランティア活動を行っています。
今、わたしたちの住む日本社会は大きな変化を迎えています。
転職をする人、転勤をする人、休職すること、海外に行く人。
過去よりも雇用は流動化し、地域コミュニティは弱体化しております。
そういった中において、仕事が終わった後に行うボランティア活動は、「ハード」です。
そして「ハード」であるがゆえにボランティア活動自体に魅力を感じなくなり、誰かと活動することをやめてしまいます。
確かに、それはそれでいいのかもしれません。できないことを無理に行う必要などないからです。
ですが、それでもわたしたちには憂慮があります。
もし、わたしたちがこれから生きていく社会において「誰かと行動をともにすること」「仕事ではなく、社会正義や理念をもとに協働すること」を忘れてしまったら、誰が放置された社会を支えていくのでしょうか。
もしわたしたちが「放置された」ときに、どうすればいいのでしょうか。
そうならないためには、今わたしたちは新たな未来を描き、そのために活動できる無理のない「スタイル」をデザインしなくてはならないと思っています。
仕事が終わった後でもワクワクできるようなスタイル。
魅力があり、外見だけではなく活動自体にもエネルギーが溢れるような。
そういった「スタイル」を追い求めることを通して、わたしたちPIXAは単なるイベント屋ではないことを主張したいと思います。
何をしてきたのか
私たちは実績として、日韓国交正常化50周年記念事業である「ポップカルチャーから見る日韓新時代」を作り上げました。
これは、外務省の正式後援イベントとして採用されたのみならず、Yahoo!ニュース、オルタナ、NHKラジオ放送局等、幅広く注目を浴びたイベントです。
今後も、社会にとって意義深いイベントを立案し、提案し、実行してまいります。
また、ぜひご提案もいただきたいと思います。一緒に悩みながらイベントの目的を考えること、寄り添えるチームであることを大切にしております。